- 「MSP 432 イベントドリブン 速度性能」のexampleをMSP430 FR5969に移植して、性能を測定しました。
- EventLibは、Cの標準命令で作成されていますので、どのマイコンにも移植が可能です。
EventLibの機能については、下記をご参照ください。
MSP432 イベントドリブン example
MSP432 LPM0とLPM3のwait切り替えexample
1 FR5969 EventLibの性能測定
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末尾添付example FR5969_test_event2を使い、Event_read(irqn):IRQn:0~63を測定し、MSP 432P401と比較した結果は下記の通りです。FR5969では、Optimization level:0(default) -> 1(Local)でも、大きな変化は有りません。
MPU |
Event_read eventあり |
Event_read eventなし |
Event_send() |
MSP432 P401R 24MHz |
3~4.5us |
2.5us |
2us |
MSP430 FR5969 16MHz |
7~11us |
4us |
6us |
2 マルチイベント処理の測定結果
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末尾添付のexample:FR5969_Event_lpm30_2を使い、動作を測定した結果は、
緑パルス:最初のEvent_read()開始から最後のEvent_read()終了まで56usでした。
MSP432 P401R 24MHz optimize では32usです。
3 example
・ 補足: MSP 430では、IRQnは定義されていませんので、FR59_driver.hにて定義しています。
以上