テレビの未来を見据えたレーザ技術

技術革新とともに、テレビも技術的に進化を遂げてきました。次にはどのようなテレビが登場するのでしょう?誰もが大画面でテレビを見たいと考えますが、テレビ画面が大きくなりすぎたら、扱いづらく、動かすのも大変です。この2つの課題を解決するのが「レーザTV」です。

レーザTVは、その柔軟性と移動性から人気が高まっています。このコンパクトなポータブル・デバイスは、100インチ以上のスクリーンを投影できる一方、部屋から部屋への移動も容易で、不要な時はしまっておくこともできます。

レーザTVとは
レーザTVは最先端のレーザ蛍光体技術を用いることで、明るく、色彩豊かな映像を投影し、最大2万時間以上使用することができます。レーザは低消費力性、低コスト性、広い色域を備えることから、映画産業では照明光源として急速に採用されています。家庭でレーザTVを使用することで、まるで映画館にいるかのような体験を得ることができます。

レーザTVのもう一つの重要な利点は、スクリーンや壁からわずか数インチのところにレーザTVを設置するだけで、明るい映像を大画面で投影できる超短焦点投射システムにあります。レーザTVはほぼ全ての表面に高画質を投影できる一方、高性能なスクリーンと組み合わせることで、最高品質の映像を投影できます。Wi-Fiおよびスマート接続により、最新のテレビ番組やオンライン映画をストリーム再生することもできます。また、そのコンパクトな筐体から、部屋から部屋への移動も簡単で、部屋の模様替えをしたい、またはその空間を別な用途で使用したい時など、見えないところに保管することもできます。

DLP技術の利点
DMD(digital micromirror device)としても知られるDLP®技術は、多くのシステム要件やアプリケーションに対応できるように広範なディスプレイ・チップを備えます。複数のフォーム・ファクタや仕様に対応するために、異なるDMDチップを使用することもできます。高速なアクション映画や、スポーツ、ゲーム向けには、『DLP660TE』DMDと『DLPC4422』高速コントローラにより、高速なリフレッシュ・レートを低遅延で実現します。

DLP製品は、レーザ・ディスプレイ・アプリケーションで業界をリードしています。光学モジュール・メーカーやデザイン・ハウスから構成される広範なエコシステムがすでに確立されていることで、開発者はこの技術を迅速に評価でき、デザイン・プロセスの期間を短縮することができます。

レーザTVの現状
業界で話題となっているレーザTVは、ごく最近に商用化が始まったばかりです。4K UHD、1080P解像度モデルで業界をリードしているOEM各社より発表されています。あるメーカーの最新モデルは、驚くほど美しい4K UHDを提供し、HDR、広色域、5.1オーディオ・システムをサポートします。また、あるメーカーは3D、5.1オーディオ・システムを備えた最新の100インチ・レーザTVを提供しています。Android 4.4を使用することで、様々なオンライン・アプリからコンテンツをストリーミングでき、今後、さらに多くの機種が発売されることが予測されます。

高品質でメリットが多いレーザTVの未来に期待ができます。この技術に関する詳細は、TIのレーザTVに関するホワイト・ペーパーを参照ください。

※DLPはTexas Instrumentsの登録商標です。その他すべての商標はそれぞれの所有者に帰属します。

※上記の記事はこちらのBlog記事(2017年4月20日)より翻訳転載されました。

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