Bluetooth® 5で加速化する秘策

Bluetooth® 5による速度の向上に合わせて、作業も加速化したいと思うことはありませんか。TIから発表された、シングルモードBluetooth Low Energyアプリケーション向けの世界初の完全認証Bluetooth 5プロトコル・スタックは、高速モードをサポートし、開発作業の容易なスピードアップに役立ちます。

Bluetooth 5は画期的な技術で、新しい高速モードでは、最大2Mbpsでデータを転送できます。これはBluetooth 4.2の2倍、Bluetooth 4.0の5倍の速度であり、しかも消費電力は増加しません。また、高速化に加えて、このモードではエネルギー効率も大きく向上し、無線通信時間の短縮によって他の無線方式との共存性も向上しています。さらに、Bluetooth 5は、高速モードと長距離モードのサポートにより、アプリケーションのニーズに応じて速度や通信距離を調整できる、比類のない柔軟性を実現しています。

2Mbpsのデータ転送が可能になったことで、これまでBluetooth Low Energyでは実現できなかった、音声、オーディオ、画像、データ・ログなどを使用したアプリケーションを開発することができます。既存のアプリケーションについても、高速モードを利用すれば、よりすばやい応答や長いバッテリ持続時間を実現できます。そして言うまでもなく、Bluetooth 5では、より高速で信頼性の高いファームウェア更新が可能です。

すでに量産が開始されているSimpleLink™ Bluetooth Low Energy CC2640R2Fワイヤレス・マイコン(MCU)は、IoT(Internet of Things)のエンド・ノード向けに最適化された無線周波数(RF)性能を持つ、業界最小のBluetooth 5ソリューション(図1を参照)です。CC2640R2Fデバイスは、既存のホスト・マイコンにネットワーク・プロセッサとして簡単に追加できるため、システム設計の柔軟性が高まり、産業用アプリケーションにも理想的です。

 

図1:CC2640R2FワイヤレスMCUのパッケージ・サイズ

拡張された通信距離に興味のある開発者は、2つのCC2640R2F LaunchPad™開発キット(図2に示されるキット)を使用してBluetooth 5のCoded PHY(物理層)を試し、このモードで到達可能な距離を測定することができます。

 

図2:CC2640R2F LaunchPad開発キット

Bluetooth 5による加速化のための真の秘策は、今すぐに始めることです。ネットワーク接続された医療用デバイスや、スマート・メーター、モーターの状態監視など、さまざまな設計に対して、Bluetooth 5はその開発速度を2倍に速めることを可能にします。TIの完全認証Bluetooth 5プロトコル・スタックなら、迅速に開発を開始して、革新のための時間をより多く確保できるようになります。

業界初の完全認証Bluetooth 5プロトコル・スタック(BLE5-Stack)をダウンロードして、今すぐ開発を始めましょう。

その他のリソース

  • シングルモードBluetooth Low Energyの高速モードに対する世界初の認証登録を、Bluetooth SIGのWebサイトでご確認ください。
  • SimpleLink CC2640R2ソフトウェア開発キット(SDK)をダウンロードした後、TIのBluetooth 5スループット・デモを利用して、BLE5-Stackの1Mbps、2Mbps、1+2Mbps、およびCoded PHYをお試しください。
  • 対話形式のトレーニング・モジュールについては、SimpleLink Academyのページをお気軽にご確認ください。

上記の記事は下記 URL より翻訳転載されました。

https://e2e.ti.com/blogs_/b/connecting_wirelessly/archive/2017/05/08/the-secret-to-moving-faster-with-bluetooth-5

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