「MSP430 Memory Programming User's Guide(SLAU265C)」の「2.2 Standard RESET and Entry Sequence」と「5.1 Hardware Description」に基づいて、RS232C接続のPCからBSLを起動する回路を検討していますが、疑問点について確認させてください。
1. Figure 5-1によれば、DSubコネクタ4ピンのDTR信号はインバータを2段とおしてBSLコネクタの4ピン(RST)に入り、MSP430のRST/NMIピンに入力されます。したがって、RST/NMIピンの入力は正論理のDTRとなります。しかし、Figure 2-1、Figure 2-2及びFigure 2-3のタイムチャートでは3箇所とも、RST/NMI信号の下のカッコ内に(負論理のDTR)と記入してあります。これは「正論理のDTRの誤り」と考えてよろしいでしょうか。
2. Figure 5-1によれば、DSubコネクタ7ピンのRTS信号はインバータを2段とおしてBSLコネクタの2ピン(TCK)に入り、MSP430のTCKピンに入力されます。したがって、TCKピンの入力は正論理のRTSとなります。しかし、Figure 2-3のタイムチャートでは、TCK信号の下のカッコ内に(負論理のRTS)と記入してあります。これは「正論理のRTSの誤り」と考えてよろしいでしょうか。
3. MSP430F5419は、「2.2.1 MSP430 Flash Devices With Shared JTAG Pins」に該当し、Figure 2-2が適用されると考えてよろしいでしょうか。
以上、細かい質問で申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。
Nakajimaさん、こんばんは
なかなか回答の投稿がありませんね。 またまた私が回答させていただきます。
1.2.について
TIのドキュメントには誤りはありません。
納得出来ないようでしたら、次をお読みください。
RS232Cの信号はH,Lのレベルではなく、Mark, Spaceとして定義されそれぞれ電圧レベルが規定されています。
良い機会なので、RS232Cの規定をもう一回読み直して見ましょう。
3.について
その通りです。54xxはBSLがフラッシュメモリにありますので、2-2が適用されます。
ただ、エラッタが公開されていますので、そちらも注意しましょう。
Massaさん、早速のご回答、有り難うございました。
1.及び2.について、ご回答の趣旨(RS232Cのインタフェース電圧は、論理値0が+5V~+15Vのスペース状態、論理値1が-5V~-15Vのマーク状態に対応する、いわゆる負論理であり、DV/RV素子も負論理のインタフェース電圧を正論理のTTL/CMOSレベルに変換するインバータタイプが普通であること)は理解しているつもりですが、Figure2-1~Figure2-2のタイムチャートの記述はどうしても納得できませんので、追加確認させてください。
4.. Figure 5-1によれば、DSubコネクタ4ピンのDTR信号はインバータを2段とおしてBSLコネクタの4ピン(RST)に入り、MSP430のRST/NMIピンに入力されます。一方、DSubコネクタ7ピンのRTS信号はインバータを1段とおしてBSLコネクタの7ピン(TST)に入り、MSP430のTESTピンに入力されます。RST/NMI信号とTEST信号のインバータの段数は異なりますので、いずれか一方は正論理、他方は負論理と異なるはずですが、Fugure2.1及びFigure2.2のカッコ内の記載は「負論理のDTR、負論理のRTS」となっています。これは、Figure2-1~2-2、Figure5.1のいずれかが誤っているとしか考えられません。
細かい質問で恐縮ですが、BSL起動シーケンスを理解するための手がかりとなる仕様書はこれしかありませんので、よろしくお願いします。
Nakajimaさん、こんばんは。シルバーウイークに遊びすぎてしまいました。
そのため、しばらくフォーラムに参加できませんでした。
BSLのシーケンスとDTR、RTSのインタフェースは別です。BSLの論理にあわせてFig.5.1は書かれています。この回路図はRS232Cのインタフェースの推奨回路ではありません。
DTR,RTSの論理はドキュメントの通りですが、BSLの回路とは関係がありません。BSLではこれらのピンはブートモードへ突入するために使われていて、DTR,RTSとしては使われていないのです。これらは、逆論理であることは、Fig.2.2にあるとおりです。
ですから、記述の間違いを追及するのは意味がありません。
Massaさん、ご回答有り難うございます。
申し訳ありませんが、正直言って、ご回答内容は納得できません。
MSP430チップのBSL起動シーケンスの仕様はFigure 2-1、2-2のRST/NMIとTEST信号のタイムチャートで規定されており、チップメーカーとしては最低限これだけでも十分なのですが、BSLハードウェア(CPUボード+BSLアダプタ)とBSLソフトウェアの間のインタフェース標準化のため、ハードウェアの構成例をFigure5-1に示して、DTRをインバータ2段通してRST/NMIに、RTSをインバータ1段通してTEST信号に割りつける仕様を規定されたものと理解しています。したがって、現状のBSLソフトウェアはこの仕様(Figure2-1、Figure2-2、Figure5-1)にしたがって、RS232CのDTRとRTSを制御し、BSLを起動しているはずです。
Figure5-1が正しいとの前提で、私の理解では、Figure2-1とFigure2-2のTEST信号の下のカッコ内に記述された「バー付きRTSはバー無しRTSの誤り」だと思います。今回、BSLアダプタの機能をCPUボードに組み込んで実装していますので、これが正しいかどうか、市販のBSLソフトウェアと組み合わせて実機検証するしかないと覚悟しました。私の理解が間違っていた場合には、また報告します。
いずれにしても、大変お手数をおかけしました。今後とも、よろしくお願い致します。
本サイトの全てのコンテンツ及び素材は、「現状有姿のまま」提供されております。 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社及びその親会社であるTexas Instruments Incorporated (以下、TIと総称します)、並びにTIに当該コンテンツや素材を提供した者は、当該コンテンツ若しくは素材が何らかの目的に適合しているかどうかについて、いかなる表明もいたしませんし、また、当該コンテンツ若しくは素材について、当該コンテンツ若しくは素材に商品性があることの保証、特定の目的に適合していることの保証、TI若しくは当該提供者に何らかの権原が有ることの保証及び当該コンテンツ若しくは素材が第三者の知的財産権を侵害していないことの保証その他、黙示の保証であろうと明示の保証であろうと、いかなる保証も一切いたしません。 TI は、明示のライセンスであろうと、黙示のライセンスであろうと、禁反言によるライセンスであろうと、ライセンスは一切いたしません。 本サイト上にある情報を使用する場合は、別途、第三者もしくはTI から、ライセンスを取得しなければならない場合があります。 本サイト上にあるコンテンツには、特別な使用上の注意事項もしくは制限事項が含まれているか、又はそれらの注意事項もしくは制限事項に従う限りにおいて使用できる場合があります。 本サイト上の全ての投稿及びコンテンツの使用は、本サイトの「使用条件」に従ってなされるものとし、当該コンテンツを使用する第三者は本サイトの「使用条件」の制限、注意事項に拘束され、且つそれらに従わなければならないものとします。 TI 及びコンテンツ、素材等を提供した者は、いつでも、コンテンツ、素材、製品、プログラム及びサービスを訂正、削除、修正、増加、改良その他の変更をし、かつ、いかなるコンテンツ、製品、プログラム若しくはサービスも、通告無しに移動、中止する権利を留保します。