• Oct 6, 2017

    グリッド用のイーサネット冗長性プロトコル

    自己調整型のサーモスタットから音声起動のアプライアンス、さらには自動化された工場まで、テクノロジーは日々ますますスマートになっています。これらのテクノロジーはすべて、電力を供給するグリッド・インフラの信頼性に依存しています。電力会社のコントロール・センターは、各変電所とすばやく通信を行い、グリッド上での電力の流れを確実に監視する必要があります。情報をやり取りするための方法の1つは、イーサネット冗長性プロトコルを使用することで、これはネットワークに障害が発生した場合でも情報が目的の宛先に届く可能性...
    • Oct 6, 2017

    電子ドア・ロックのゲートウェイを通して始めるIoT生活

    モノのインターネット(IoT)の新しい世界へと踏み出す過程の中で、各企業や家庭ではクラウドを通じて資産を保護することに、より高い信頼感を覚えるようになっています。電子ドア・ロック(eロック)は、IoT生活という新時代へのまさに入口となります。 ロックや鍵は何世紀にもわたって使われていますが、家庭やビルのセキュリティや制御のために、より高いレベルへと進化するときが訪れています。自宅やビルに誰が出入りしているかを監視でき、何キロも離れた先から指先のタッチ1つですべての動作を制御できるような世界を想...
    • Sep 27, 2017

    超音波テクノロジを使った流量計測

    Kripa Venkat 超音波テクノロジは100年以上にわたり、民生、医療や軍事向けアプリケーションなどに使われてきました。先進国のほとんどの人々は、医療用の超音波測定を - 生まれる前から - 体験しています。最新の進歩および使用事例には、産業および車載市場の自動化があります。 このテクノロジは、驚くほど幅広いアプリケーションの組み合わせに採用されています。非侵襲的で腐蝕もなく、非接触という特性を持つことから、医療用、製薬、軍事や工場での使用向けの、最適な選択肢となっています。さらに、超音波...
    • Aug 9, 2017

    FRAMかフラッシュか:アプリケーションに最適なマイコンの選び方

    自社のアプリケーションでマイコン(MCU、マイクロコントローラ)を使用する際、フラッシュまたはFRAM(強誘電体メモリ)のいずれかを選択する必要があります。FRAMとはどのようなもので、それが有用な機能なのか、疑問に思う人もいるでしょう。FRAMは、フラッシュなどの従来のテクノロジに比べて、高速な書き込み速度、統合メモリ、低消費電力の書き込み、事前消去の不要など、複数の優位性を備えています。これらの優位性は、低消費電力が求められるアプリケーションにおいて、ただちに実際の機能レベルでの利点となりま...
    • Jun 26, 2017

    超低消費電力MCUによるスマート・センシング – 第5部:スマート・マイク

    この スマート・センシング・シリーズ の第5回では、現在民生用として利用されているGoogle HomeやAmazon Echoなどの一般的な家庭用自動化製品においても見られる、ユーザー・インターフェイスの新たなトレンド、スマート・マイクについて説明します。 スマート・マイクとは、人間の声からコマンド情報を抽出するために、従来のマイクに超低消費電力のデジタル信号処理テクノロジを組み込んだデバイスです。少数のコマンドだけで操作できるアプリケーションの場合は、メイン・システムのウェイクアップやサーバーへ...
    • Jun 26, 2017

    超低消費電力MCUによるスマート・センシング – 第4部:ホルター・モニタ

    この スマート・センシング・シリーズ の第4回では、ホルター・モニタの動作原理と実装について説明します。 心電図(ECG)は、心臓の電気的活動と、臨床診断に使用される既知の生体信号をグラフ形式で記録します。ECGセンサは、一定期間にわたり、心拍ごとの電気的活動における小さな変化を検出します。ECGによる測定では、心拍の規則性に基づく、心臓の機能についての貴重な洞察が得られます。図1は、人間の心臓の解剖学的構造と、ECG信号の心拍波形を示しています。図2は、5秒の時間間隔でのECG波形を示しています。...
    • Jun 26, 2017

    超低消費電力MCUによるスマート・センシング – 第3部:状態監視における超音波センシング

    この スマート・センシング・シリーズ の第3回では、状態監視における超音波テクノロジの利用について説明します。 状態監視は、予知保全や先行保全の主な構成要素となっています。状態監視とは、機器の動作における重要な変化を検出することにより、機械または電気システムの動作状態を監視し、障害の発生を防止するプロセスです。状態監視を行うことで、機器の耐用年数を縮めてしまうような状態に対処できます。 状態監視の手法にはさまざまなものがあり、広く利用されているのが超音波テクノロジです。超音波センサは、通常は20kH...
    • Jun 26, 2017

    超低消費電力MCUによるスマート・センシング – 第2部:スマート障害インジケータ

    前回はスマート・センシングについて、 ガラス破損検出器 との関連で説明しましたが、このシリーズの第2部では、別の種類のアプリケーション、障害インジケータについて説明します。 障害インジケータは、配電ネットワークの架空送電線や地下ケーブルにおいて、障害状態を検出および通知するために広く利用されているデバイスです。架空送電線に取り付けられている障害インジケータの下部には、発光ダイオード(LED)があります。過電流状態が検出されるとLEDが点灯し、離れた位置から障害を視認できるようになるため、現場スタッフ...
    • Jun 26, 2017

    超低消費電力MCUによるスマート・センシング – 第1部:ガラス破損検出器

    今日の生活環境においては、検出および測定したい事象について、超低消費電力でより正確なデータを提供できる、スマートなセンサが必要となります。 このシリーズでは、いくつかのスマート・センシング・アプリケーションと、それらの実装用プラットフォームとして TIのMSP 430™マイクロコントローラ(MCU) を使用する方法について説明します。最初に紹介するスマート・センサは、ガラス破損検出器です。 ガラス破損検出器は、ビルディング・オートメーションのセキュリティ・システムに使用されるセンサです。...
    • Jun 16, 2017

    少ない電力と配線で環境データを収集

    ビル・オートメーション・アルゴリズムに起因する環境要因の変化を把握し、その建物のセキュリティに関連するセンサから多くのデータを集めたい場合、周辺環境からデータを収集することが有益でしょう。ただ、ビルに多くのセンサを追加すると、一つ問題が生じます。それは、各デバイスに電力を供給し、通信するために膨大な配線が必要になるということです。ワイヤレス・センサを備えたIoTデバイスは、この配線問題を軽減します。また、以前、英語ブログ「 IoTデバイスのバッテリ寿命を延ばす方法 」で紹介したように、IoTデバイス...
    • Jun 12, 2017

    コネクティビティの壁を打ち破るBluetooth 5

    日々の生活で多くのものに利用されているBluetooth®に大きな変化が見られます。もはやBluetoothはワイヤレスで音楽を聴くためや、携帯電話から少し離れたところで電話をするために使用するような、単なるパーソナル・ネットワークではなくなっています。 インターネット検索で「 Bluetooth 5 」と入力してみてください。TIも参加する国際機関が策定した標準であるこの技術は、 ビル・オートメーション から産業用制御まで、広範なアプリケーションでのワイヤレス接続性を劇的に向上させます。 T...
    • Jun 7, 2017

    産業用通信機能を容易に実現するAMIC 110 SoC

    産業用イーサネット・プロトコルはFA(ファクトリ・オートメーション)の重要な要素になっています。現在、EtherCAT、Profinet、Powerlink、Ethernet/Industrial Protocol(IP)、Sercos IIIなどの多くのプロトコル標準が存在します。非常に多くの異なるプロトコルが存在することから、複数の異なるネットワークに対応可能なソリューションの開発が、技術的に困難な課題となっています。その1つのソリューションが、シングル・デバイスを採用し、異なるプロトコルに...
    • Jun 6, 2017

    CMOS技術により実現するミリ波センサの小型化

    多くの商用レーダ・システム、特にADAS向けレーダ・システムは、シリコンゲルマニウム(SiGe)技術を用いて開発されており、今日の高級車は、マルチチップSiGeレーダ・システムを搭載しています。SiGeレーダ・システムは車間距離適応走行制御向け77GHz車載レーダに求められる高速要件を満たしている一方、サイズが大きくかさばり、基盤面積を多く占有しています。車載レーダ・センサの数が少なくとも10個(前方、後方、中央)に増えれば、スペースの制約から各センサを小型化、低消費電力化し、コスト効率を高める...
    • Apr 27, 2017

    進化するファクトリ・オートメーション

    以前、ロボット工学に関する 記事 で、ロボットの種類とそれぞれの特長について論じました。以下はその要約です。 産業用ロボット:通常、位置が固定され、同じ作業を正確に繰り返せるように設計されています。ロボット・アームの基礎部分かその隣に設置されたロボット・コントローラで制御されています。 協調型ロボット:人間とやり取りするように設計された産業用ロボットの一つのサブ・グループです。安全に人と協調できるよう、多数のセンサを搭載しており、人間やモノとの衝突を避けるために自動的に動作を止めるようにできていま...
    • Apr 11, 2017

    センサの通信方式を革新するデュアルバンド・ワイヤレス・コネクティビティ

    ベン・ギルボア (Ben Gilboa), Texas Instruments ここ数カ月の間に、Sub-1 GHzとBluetooth® low energyの両テクノロジを同時にサポートするデュアルバンド動作機能を搭載したワイヤレスSoC(System-on-Chip)が発表されました。これによりスマート・ワイヤレス・ネットワーク構築への新しい道が開けました。これまで、センサは中央の制御装置等や他のセンサと直接通信を行っていましたが、Bluetooth low energy...
    • Apr 7, 2017

    スペース制約のある組み込みアプリケーションにより多くの性能を詰め込む方法

    センサのアプリケーションは、物理的にますます小型化してきています。工場内で見えないよう設置するのに必要な産業用リモート・センサ(図1)や、次世代のスマート・ウェアラブル・デバイス向けのセンサを設計する場合でも、リソースとしてのスペースは不足してきています。 一方、マイコンやシステム・レベルでのローカルな集積化やプロセシング技術に対する需要は増えています。ラックやテスト・ベンチから複数のノードに直接つなげて、非局在化された測定を行う場合に、局在的な解析をサポートする先進的なプロセシング能力と結び付...
    • Apr 4, 2017

    多数のコネクテッド製品と接続規格、1つのプラットフォームによる産業用IoTの変革

    ネットワーク接続された未来の工場を想像してみてください。回転するモーターやあちこち動き回るロボット・アーム、電気を供給すると、うなりを上げて振動する機器の動作でにぎやかな工場になっていることでしょう。そこでは、見渡す限りすべてのものが電子的に接続されています。これが産業用IoT(IIoT:Industrial Internet of Things)の未来像です。 それぞれの機器とクラウド内のリモート・サーバーの間で大量のデータが継続的に交換され、発生する振動やノイズから、放射される熱や湿気まで、...
    • Mar 13, 2017

    Bluetooth low energy で広がるIoTの世界

    ステファン・リモージュ(Stephen Limoges), Texas Instruments はじめに 過去10年間、組み込みデバイスはムーアの法則に従って急激な発展を遂げ、IoT(モノのインターネット)の展開を促進してきました。いずれハードウェアは共通化され、機能の差別化はソフトウェアで実現する日が来るでしょう。この変化によって、ソフトウェアを適応させるだけで別の用途に簡単に転用できる、柔軟なプラットフォームが可能になります。この記事で後述するように、民生用のリモコンと、進歩したインダスト...
    • Mar 9, 2017

    新製品!SensorTagキットのファミリにWi-Fi®を追加!

    IoT(Internet of Things)クラウド・アプリケーションのデモンストレーションが、これまでにないほど簡単になりました。SimpleLink™ SensorTagファミリに新しく加わったSimpleLink Wi-Fi® CC 3200 SensorTagキットを使用すれば、より高速かつ簡単にクラウドへ接続できます。 新発売の SimpleLink Wi-Fi SensorTagキット は、TIの低消費電力SimpleLink Wi-Fiデバイスである CC 3200...
    • Jan 23, 2017

    ビルをより環境に優しく、スマート化するIoTとその費用対価値

    建物は、基本的に居住者にとって快適な空間を提供しなくてはなりません。IoT(モノのインターネット)は、建物を居住者にとって単なるハコから、より認識されやすいものにすることで、居住者の環境を配慮し生活コストを抑えながら、より実りあるものに変えてくれます。 スマートビルを作るには、インテリジェントな照明やHVAC(空調機器)、火災報知器、ビルセキュリティ、そして互いを認識し合い、インテリジェンスを共有するようなエレベータ・システムが必要です。そうすれば、ビルは居住者と電力事業者の両方のニーズに迅速...
    • Jan 13, 2017

    MSP430 イベントドリブンの移植  [msp430info soft]

    「 MSP 432 イベントドリブン 速度性能 」のexampleをMSP430 FR5969に移植して、性能を測定しました。 EventLibは、Cの標準命令で作成されていますので、どのマイコンにも移植が可能です。EventLibの機能については、下記をご参照ください。 MSP432 イベントドリブン example MSP432 LPM0とLPM3のwait切り替えexample 1 FR5969 EventLibの性能測定 末尾添付example FR59...
    • Jan 12, 2017

    超高感度センサの需要を創出するIoT、ウエアラブル製品その他のアプリケーション

    IoT(Internet of Things、モノのインターネット)のほか、数多くのスタンドアロンのポータブル機器や、デジタルカメラ、ICレコーダー、多機能携帯電話や携帯ゲーム機その他のパーソナル電子ガジェットによって、新しいアプリケーションで、次世代の知的機能を備えたセンシングや計測機能への膨大な需要が創出されつつあります。 これらのアプリケーションの多くは電池動作で、非常に小型のフォームファクタであることから、より高い感度、微小電流の検出、超低消費電力といった、数々の共通した要件を持っていま...
    • Jan 12, 2017

    メーター読み取りの自動化に役立つSub-1GHz + Bluetooth® low energy と超低消費電力マイコン製品

    私たちの日々の生活の中で、世界資源の低消費化がますます注目されている中で、簡単に節約できる二つの重要な要素は水とエネルギーです。この目標を達成するために導入されたテクノロジの一つに、電力エネルギー、水道やガスなどの資源の消費量と状態のデータを自動的に収集するAMR(自動メーター読み取り)があります。 このテクノロジよって、ユーティリティ供給事業各社は、メーターの設置場所まで定期的に読み取りに行く必要がなくなるとともに、概算ではなく、ほぼリアルタイムの資源消費量に基づいた課金が可能になります。こ...
    • Dec 22, 2016

    MSP432 イベントドリブン optimization [msp432info soft]

    ・ 「 MSP432 イベントドリブン example 速度性能 」 を optimization level設定でどう性能が変わるか調べました。 ・ 結果として、Optimization level:0(default) -> 1(Local)に変更すると、大きな速度改善が得られました。    条件:CCSv6.2 Compiler TIv16.9.1LTS ・ Optimization設定は、プログラム構造にも影響しますので、お客様にてご評価お願いいたします。 1...
    • Dec 20, 2016

    MSP432 イベントドリブン 速度性能 [msp432info soft]

    下記に掲載したexampleの Event_read() の速度性能が遅いので改造して、速度性能を調べました。 MCLK=24MHz、LDO_Vcore1、最適化設定なし の条件です。 測定値は目安としてお考えください。 MSP432 イベントドリブン example MSP432 LPM0とLPM3のwait切り替えexample   ** さらに、compiler optimaization 設定で大幅に性能改善した結果を、下記に追加いたしました。 MSP432 イベントドリブン optimi...