スマート・ホームやビルディング・オートメーション向けのWi-Fi + Bluetooth low energy対応ゲートウェイ


スマート・ホームやスマート・ビルディングについて、どのようなビジョンをお持ちですか?そして、そのビジョンをどのように実現しますか?本稿では、TIの WiLink™ 8 Bluetooth ®low energy +Wi-Fi®コンボ・モジュール製品(WL183x) と、利用可能な ハードウェアとソフトウェア を使ったワイヤレス・ゲートウェイを迅速に設定できるよう、同システムの使用例をご紹介します。

ビルディング・オートメーション分野における実現可能なアプリケーションの種類は膨大であり、もちろん無線通信はこの分野で検討すべき、重要な話題です。スマートフォンやタブレットを使い、自宅や仕事先、それにレジャー活動に参加しながら、家庭内の洗濯機、冷蔵庫、暖房機器その他の家電製品にアクセスするなどの単純な使用例があります。この使用例では、単に家庭内のWLAN(ワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク)を使うだけで目的を達成できます。

複数のセンサからのデータを必要とする、より複雑で自動化されたアプリケーション向けには、設計にBluetooth low energyの接続機能を追加することで、システムをさらに改善できます。特に、コスト重視で、より長いバッテリ駆動時間を持つ無線機器が多数必要な場合、Bluetooth low energyインターフェイスを備えたTIのSimpleLink™ Bluetooth low energy CC2640ワイヤレス・マイコンは高データレートや長距離伝送が通常不要な機器やセンサに役立ちます。Bluetooth low energy-Wi-Fi ゲートウェイ は、単体でBluetooth low energyの複数のノードからの情報をまとめ、Wi-Fiに接続された機器やクラウド・サービスへの相互接続機能を提供します。

次の図では、 BeagleBone Black Sitara™ AM335x プロセッサ・ボード、 WiLink 8 cape (BeagleBone Black用のWL1835/7 モジュール・ドーターカード) と Bluetooth low energy CC2640 デバイスを使ったセンサ・ノードで構成されたシステムが示されています。

主な特長
最大10台のBluetooth low energy センサタグ・キットへの接続機能を提供
接続することなく、数百個から数千個のBluetooth low energy ブロードキャスターからの   
  データを追跡可能
ドライバ、スタックやアプリケーション・コードを提供
資料はこちらからダウンロードいただけます。

その他の特定目的向けの使用例としては、会議室や教室のほか、環境光、温度、湿度、CO2 濃度、空気の質、位置情報の検知、野外の天気などのデータを提供するBluetooth low energyの様々なセンサ・ノードからの入力情報を必要とする他の類似した場所におけるローラー、シャッター、ブラインド、HVAC(冷暖房空冷)機器や電灯の制御が挙げられます。

ゲートウェイは、センサからのデータを収集し、これらの情報をWi-Fiとローカル・ネットワーク経由で中央ユニットに送ります。中央ユニットは、適切なアクチュエータ機器の制御を調整します。これらのアクチュエータは有線または無線のインターフェイスを持ち、Wi-Fi-Bluetooth low energy ゲートウェイが逆にアクチュエータを無線で制御するために使用される場合もあります。

その他の興味深いアプリケーションとして、ショッピングセンターにおける案内用途が挙げられます。ゲートウェイはBluetooth low energy経由で関連詳細情報(製品名、価格、ID、サイズなど)を配信している、近くのすべての製品を検知します。これらの情報はWi-Fi経由で販売スタッフに共有され、販売可能な製品の数や、その製品が置いてある売場などを簡単に把握できるようになります。

参考情報:
「BeagleBone Black 開発ボード」(Sitara AM335x ARM Cortex-A8プロセッサ)について
WiLinkコンボ・ソリューションについて
SimpleLink Bluetooth low energy/Multi-standard SensorTag キットの注文
ビルディング・オートメーション・システム・ソリューションについて
TIが提供するクラウド・ソリューション(英語)

※WiLink、SimpleLink、SitaraはTexas Instrumentsの登録商標です。その他、すべての商標および登録商標はそれぞれの所有者に帰属します。
※上記の記事はこちらのブログ記事(2016年9月8日)より翻訳転載されました。

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