モノのインターネット(IoT)の拡大を要因として、2020 年までに何百億ものデバイスが新たに接続されることが予想されています。 これらのデバイスを接続する主な理由の 1 つは、データ処理全体を通じて、よりインテリジェントな自動化システムを構築することです。 これらのデバイスでより多くのデータを収集することで、よりスマートな判断を実現し、システム全体を改善できます。

こういった用途には、FRAM を搭載した TI のマイコンを活用することで、業界で他のソリューションにはない付加価値を提供できます。 不揮発性 RAM の一種である FRAM は、他の不揮発性メモリ・テクノロジーと比較して、データ・ストレージを高速化し、ほぼ制限のない書き込み耐久性を実現します。 この特性により、センシング・システムで算術演算や論理演算を実行して、一定時間内により多くのデータに基づく判断を行うことができます。 それだけでなく、書き込み耐久性が高いため、メモリの性能低下を引き起こさずに、何年間にも及んでデータの書き込みを持続できるような長時間のデバイス寿命を実現できます。 さらに、センサ・ベース・システムでは、これらの利点を組み合わせることで、同期的/非同期的に電源が停止してもシステム状態を保持できるようにして、定期的なバッテリ交換やエネルギー・ハーベストを行うアプリケーションに対応することができます。

過去数週間にわたるブログ記事では、独自のアプリケーションをトピックとして、FRAM を内蔵したマイコン・シリーズの独自の価値を紹介してきました。

関心がありますか?

この 1 年間で、TI は超低消費電力 FRAM マイコン・ファミリとして 100 種類以上の製品をリリースしました。 製品ポートフォリオには、4 ~ 128KB の範囲の FRAM とともに、ADC や LCD コントローラなどの機能を統合したデバイスが含まれています。 すぐに導入できるよう、マイコンだけでなく、ローンチパッド開発キット、ソフトウェア、TI Design というリファレンス・デザインも提供しています。 詳細はこちら:www.tij.co.jp/fram

 

上記の記事は下記 URL より翻訳転載されました。

https://e2e.ti.com/blogs_/b/msp430blog/archive/2015/07/28/reduce-the-volatility-of-the-iot-with-msp-fram-mcus


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