
TI で設計を今すぐ始めましょう
「次のすばらしいアイデア」をお探しですか? それなら、TI の Maker および DIY コミュニティをご確認ください。 TI の低コスト、コミュニティ・サポートの開発プラットフォームで設計を今すぐ始めましょう。 TI のマイコン・ベースのローンチパッド・キット、Sitara™ プロセッサを搭載した BeagleBoard および SimpleLink™ ワイヤレス・コネクティビティ SensorTag を使えば、たった数分でプロトタイピングに着手できます。
IRC ボット
インターネット・リレー・チャット(IRC)は、1980 年代前半からインターネット周辺にいる多くのテクニカル・コミュニティによって使用されてきたチャット・システムであり、信頼性が高いと同時に、分散型の方法で他のユーザーとの他の関係を維持できる手段として使用されています。 そのプロトコルと使用可能な方法は誕生以来拡張を加えられていますが、現在では使用頻度が相当低下しています。 IRC の当初の使用方法は、現在のソーシャル・ネットワークにとって代わられてきました。
IRC のデザインと操作感は、Unix や DOS のような以前のコマンドライン・インターフェイスに似ています。 1 行のテキストを入力し、Enter キーを押すと、そのテキストがチャットとして表示されます。 筆者は、経験を積んだ Linux ユーザーおよび IT プロフェッショナルとして、このインターフェイスが多くの理由で快適なものだと考えています。特に注目に値するのは、複数の文または文のシーケンスを「スクリプト化」できる能力です。 IRC のもう 1 つの特長は、複数のユーザーが「チャネル」内に集合するという事実にあります。チャネルは、プライベートにすることも、完全にパブリックにすることもできます。
筆者は、IRC のこのような特性により、ある種の「インターネット・コマンドライン・インターフェイス」として IRC を活用するのは良い考えだと感じています。つまり、コンピューティング・システムをリモートで構成または対話型操作するためのコマンドライン・インターフェイスとして活用できます。 IRC は、非常に自由な形式で「チャット」を実行またはコンピュータを対話型操作するための手段になります。また、TM4C 暗号化コネクテッド・ローンチパッド 開発キットを使用してこの目標を実現すると、筆者の抱えている 2 つの問題を解決できます。
1. 自由形式で自分のハードウェアをリモートから対話型操作するには、どうすればよいでしょうか。
2. 筆者がリモート・センサを対話型操作し、デバイスの過去のログや情報を照会できるようにするとともに、筆者が承認した他のユーザーにシステムへのアクセスを許可するには、どうすればよいでしょうか。
後者の質問は、TM4C129x マイコン(MCU)で意図されている、IoT(モノのインターネット)ゲートウェイという役割に関連しています。 TM4C129x マイコンを使用する場合は、IRC ボットをホストするために使用されている他の一般的なプラットフォームに比べていくつかの明確な利点があります。 TM4C129x マイコンは、誇示できるほどの豊富なペリフェラル・セットを搭載しています。それらのペリフェラルを使用すると、TM4C129x マイコンに多数実装されている UART ポート、SPI、CAN 接続バスなどのいずれかを経由して、TI 製 Sub-1 GHz CC110L バリュー・ライン・トランシーバや CC1200 RF トランシーバなどの超低消費電力無線製品のような各種外部ハードウェアに接続できます。
TM4C129x マイコンの暗号化ハードウェアにより、SSL 接続が使用できます。その結果、SSL IRC 接続をプライベートにして、中間者攻撃から保護することができます。これは、攻撃者が承認されていない方法で皆様の自宅に対する制御を取得する、または皆様が自宅から外出しているときに攻撃者がそのことを把握できるようにする攻撃のことです。

IRC ボットの従来の実装は、「quote of the day」(今日の引用句)や、ネイティブの IRC に搭載されていない履歴呼び出し機能、特定のユーザーが最後にログインした日時またチャネル内で発言した内容など、風変わりな機能を搭載しています。 これらの機能を番犬代わりに活用して、禁止されているユーザーを追い出すことや、ステータスを自動的に受信する必要のある複数のユーザーに対して「運用」ステータスを提供することができそうです。 構想されている IRC ボット・プラットフォームにマイコンを追加すると、IoT センサやホーム・オートメーション・ネットワークに対するコントローラとして活用することもできます。
クラウドに安全な方法で接続するために、皆様は TM4C 暗号化コネクテッド・ローンチパッドをどのように使用したいとお考えですか。 コメント欄でご意見をお聞かせください。
上記記事は下記URLより翻訳転載されました。
http://e2e.ti.com/group/launchyourdesign/b/blog/archive/2015/10/21/the-irc-bot
*ご質問は E2E 日本語コミュニティにお願い致します。